2024.10.03
総合的な学習の時間【大人になるということ~命の現場から~】
第2学年進学総合コース・特進総合コース(スポーツ系)において、関西医療福祉大学・大学院非常勤講師で助産師の佐々木かおり先生をお招きし、標記の講演会を開催しました。
多感で悩み多き思春期に自分や異性を尊ぶ気持ちを高めるとともに、これから進路決定という大切な時期を迎えるため、今何をすべきかをじっくりと考えることができました。
小さな命が一生懸命生まれてくる映像に、改めて自分という【命】に様々なドラマがあったんだという気持ちが湧き、心が揺さぶられました。
その後は男女分かれての分科会で、ざっくばらんに語り合い、さらにクラスに持ち帰り、まとめ、発表し合いました。
生徒はそれぞれの性を認め合い大切にしながら、自分の人生を歩んでほしいと思います。
【生徒感想文より】
保健の教科書ではわかりにくいような、精子の旅や受精卵の旅の映像はとてもわかりやすく、参考になりました。
出産の映像は、とても感動しました。『お母さん、私が生まれてくる時もこんな感じだった?』という言葉が添えられていて、胸に刺さるものがありました。
私も出産する時は、そう感じるのかな・・・。 (女子)
男性の悩みについて、誰もが思っていることでびっくりした。避妊用具を使用しても妊娠することがある、中絶には高額のお金がかかることなどを知り、軽い気持ちではダメなんだと思った。
自分の存在は〝5億分の1〟ってすごいなって思った。 (男子)